アルデコの失敗しない取り付け施工ノウハウ
アルデコの取付けは接着工法を採用しています。指定の接着剤+金物の使用で取り付けます。
その中で気を付けてほしい、取付施工のポイントを紹介します。
施工方法
ダンゴ貼りでの接着 + 引掛け金物によるダブルホールド工法です。
重量がある装飾材(GRC、FRP など)の場合、金物は壁面内部の鉄骨などに荷重を依存させる必要があります。
しかし、軽量なアルデコは壁面(RC、ALC、サイディングなど)に直接取付可能です。
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目地及びシーリングについて
アルデコも他の建材同様に温度・湿度の変化や地震の揺れ・風圧によって伸縮や動きが生じます。アルデコ製品相互の動きを制御する為に、目地が必要となります。
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取付施工について よくある質問
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Q1.どんな下地が必要ですか?
接着可能な「壁面」が必要となります。 また、将来的にシールの破断などから雨水が取付モールの背面にまわる可能性が考えられます。適切な止水処理を行った下地面として下さい。(ALCなど吸水劣化がある下地は注意が必要。)
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Q2.不陸はどの程度補修すれば良いですか?
ダンゴ貼りですので短いスパンの不陸は吸収できます。モールの長さ(原則2m)を超えるような不陸の場合、下地側に追従し、不陸が目立つため、事前の補修をお願いします。
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Q3.先に壁を塗装しても良いですか?
原則として、モール下地面への先行塗装は避けて下さい。先行塗装された場合、接着の対象が塗料面になるので、接着可能かどうかの判断が必要になります。塗装と下地面の接着力が経年劣化していくと考えられますので、お勧めはしておりません。なお、改修工事など既存塗装面への接着取付にも注意が必要です。
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Q4.接着剤だけで大丈夫なのですか?
接着主体の工法ですが支持金物を併用する工法です。ダンゴ貼りでの接着+引掛け金物によるダブルホールド工法です。 詳しくは、施工要領書でご確認ください。
取付施工参考図:ALCの場合
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